2008年2月17日日曜日

【霧島連山】霧島連山(後編)

●8:00
起床!朝食!
朝食はバイキングで好きなものが選べるのでちょっと安心した。
天気も一日目と打って変わって快晴!
泊まった部屋から外を見ると、逆光でアイススケート場を滑っている人達がシルエットで見えて何だか気分が良い。

昨日tkc'Zの愛車に付けていたチェーンを取り外し、9:30頃に出発。


●10:20
R0011808
昨日下山した「高千穂河原」に到着。
駐車場の料金所には昨日タクシーの電話番号を教えてもらった、超愛想の良いおばさん。
ほんの昨日の事なのに僕たちの事を憶えてなく、明らかに初対面な対応をとられてちょっと凹んだ。

ここ「高千穂河原」には天孫降臨したニニギノミコトを祭る「霧島神社」の古宮址が奥にあり、そこから右の方に道を進むと「高千穂峰」の登山道になっている。
手前にはビジターセンターや、お食事処などもある。

R0011807
お食事処にはおじいちゃんが一人で働いていて、山頂で食べるおにぎりを注文する。
しかし、このおじいちゃん何やら様子がおかしい。
注文するがマイペースでゆっくりと肉まんの機械に水を足している。
まぁお年寄りだし、マックでもないし。
ゆっくり待つことにして外でタバコを一服。
数分後、若い団体のお客さんがドドォーっとお店の中に入り込む。
おじいちゃんはあまりの注文の多さにあわてて、注文表に直接注文の品を書いてもらっていた。
10分位経って明らかに様子がおかしいと気づき、中に入る。
このおじいちゃん僕らのおにぎりを完全に忘れている…。
カウンターの前でおじいちゃんの様子を伺っているとおじいちゃんが不思議な顔をして一言。

「何か?」

「あの~おにぎり三人分頼んだんですけどぉ~。」

「ごめんねぇ~、いまこっち(団体)のお客さんの分作ってるんですよぉ~。」

「いや、団体さんが来る前に注文してたんですけどぉ~。」

おじいちゃんは何も言わず、ほけぇっとした顔でこっちを見る。

やっぱりボケてた。
なんとも悲しい。

結局、山頂で食べる昼食はあきらめる方向に!


●10:35
R0011691
「霧島神社」の古宮址の鳥居から右に行き、登山道に入る。

古事記によると、「高千穂峰」は天孫降臨の地で、アマテラスの孫ニニギノミコトが初めて天から降り立った場所とされる。
その後、その血を受け継ぐ磐余彦が日向国(宮崎)から出て、大和の国を征服し初代神武天皇になったげな。
史実はわかりませんが、興味ある方はwikipediaでも調べてください。

そして、知っている人は知っていると思うが「高千穂峰」の山頂にはそのニニギノミコトが突き刺した「天の逆鉾」と言う青銅製の剣がある。

奈良時代から書面上で存在することが確認されており、坂本竜馬が(日本で最初の)新婚旅行で訪れた時にその「天の逆鉾」を引き抜いたらしい…。

R0011703
途中から、石段だった登山道が傾斜の激しいガレ場に変わる。
このジャリ道が非常に厄介で足場が何度もすくわれる。
途中からある程度固まった溶岩が見え、その上を歩くと足場が安定しているため歩きやすかった。


●11:00
R0011745
高千穂峰の西側にある御鉢に到着。
御鉢とは火口のこと。
この火口も結構大きくて、火口湖にはなっていないが奥の方からは煙が吹き出ていた。

R0011722
一日目と同じように、火口の周りを時計回りで進む。
ここまでくると高千穂峰が間近で見えて、その偉大さと傾斜の激しさに圧倒される。
そして思う。
富士山はどんだけデカいんだと。笑

R0011746
御鉢から高千穂峰に進む。
中間地点には真新しい鳥居があった。

R0011760
ここからの道もまたまた傾斜の激しいジャリ道で足が少しイボって滑る。
途中からは雪が少し残っていて、先導を歩くtkc'Zが団子を作り投げてくるが非常に軽くあったた感覚がしない。
こんなに細かい雪ははじめてみたかも。


●11:40
R0011769
「高千穂峰(1574m)」登頂。

R0011776
山頂にある小さな鳥居の先には石で積み上げられた「天の逆鉾」が!
日本の国旗が掲げられていたりして神聖な雰囲気がした。
が、意外とあっさりとしていたのも事実。
山頂からの展望は360°パノラマで南を向いたら桜島がはっきりと見えた。
最近噴火したとニュースであっていたが、全く噴煙は見え無かった。

R0011770
横には不定期で営業している山小屋があるんだけど行った時は開いてませんでした。
ちょっと残念。

しばらく、山頂を楽しんで12:10頃に下山開始。
途中何度も転んだ様子を動画に撮ったんだけどaviなのにYoutubeに何故かupできませんでした。
あしからず。


●12:50
登山口「霧島神宮古宮跡」に到着。

鳥居の前の石段で休んでいたら、子供連れの家族6,7人が鳥居の方から降りてくる。
何とこの人たちの格好が全身真っ白!!
全員白の綿パンで親は白のウインドブレーカーやダウンコート。
子供達も見事に白を着こなしている。
あまり多くのことは語らないが、そんな右肩あがりの雰囲気はプンプンしていたから仕方ない。
映画「凶器の桜」の中でしか観た事なかったから衝撃的で、あっという間に登山後の高揚感が吹き飛んでしまった。笑



霧島はその形状が非常に不思議(奇妙)で面白かった。
興味のある方はGoogleEarthで覗いて見てください。
九重よりも遠いが、尾根沿いで連なっているため、天候が良く体力があれば一日で韓国岳~高千穂峰までの縦走も可能なんじゃないかと思う。

そしてね、大変痛いことにカメラがイカレはじめた。
絞るごとに右下に黒い点がハッキリと浮き出る。
ここに載せた写真で写ってたものは全て修正したけど何だかなぁ~。
CCDにチリかホコリが入ったんだろうなぁ~。

昨日の朝、TV番組で天気予報士の手嶋さんが九重の御池に行く様子があっていた。
天候が非常に良く、積雪が30cm以上。
御池は完全に凍結していてアイススケートリンク化していた。
うらやましすぎるぜ~!!


ってことで、九州で泊り掛けが必要なのは残すところ祖母と屋久島宮之浦岳か?
しばらくは一日で登れる山に絞りそうです。
とりあえず、早めに宝満山の難所ヶ滝の様子を見に行かないと。

2008年2月12日火曜日

【霧島連山】霧島連山(前編) ~韓国岳~

九重登山が終わり、数日後。
近所のジョイフルにてtkc'Zが
「韓国岳(霧島)登りたくない?」

って事で行ってきました霧島!


9日(土)
3:30
4時までのETC深夜割引を利用すべく、tkc'Z宅に30分前にH氏と集合。
ところが今回の登山の言いだしっぺ、tkc'Zがまさかの寝坊。
4時過ぎに起きやがったので通常料金。
出だし最悪の中、出発。

霧島は宮崎県と鹿児島県の県境にあり、高速で約200kmと意外と遠い。
熊本の南の所からトンネルが23箇所続くんだけど、tkc'Zはトンネルの名前を全て暗記していた。
以前親の実家に帰省した際に、暇だったから全部覚えたらしい。


7:20
えびのI.C.を下り、山道を抜けえびの高原に到着。
それにしても天候が悪い。
ガスがかかり、雪もチラホラ。
なんで僕らは毎回こうなんだと少し鬱になる。
あまりの人のいなさと登山口駐車場のひと気の無さに心配になり、時間を潰すことに。
本日泊まる予定のホテルに車を泊め、寝る。


10:50
R0011586
天候は全く変わらないが登山口駐車場に車がチラホラ見え出したため登山開始。
韓国岳(からくにだけ)を目指す。

はっきり言って状況は前回の九重よりも酷い。
積雪も寒さも風も前回を上回っていた。
視界もガスで非常に悪い。
そして、風邪で体調が悪い。

薄い雪の上を歩いていたのだが5合目位からツルツルと滑り出す。
手で足元の雪を掻き分けると地面が氷の膜で覆われている…。

R0011592
広いスペースのあるところでアイゼンを装着。

R0011596
物凄い霧氷が岩にへばりつく。
こんなの見ちゃうとゲーム世代の僕らはすぐにプリザドとか言っちゃうんですよね。


11:00
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韓国岳山頂(1700m)に到着。
すぐ横には大きな火口と、反対方向には直径が1kmにも及ぶ火口湖「大浪池」が見えるはずだがこんな状況。
当たり前のように見えません。
もう慣れっこですんで何のこっちゃありません。
が、毎回登山が終わったと言うんですよね。

「晴れた日にまた来たいね。」

登山前の予定では天候が悪いので韓国岳まで言ったら引き返えすつもりだったのですがココまで来たらさすがにMountain High。
年配の登山者(福岡出身)からの「あんた達若いっちゃけん~」と言われ、高千穂河原まで縦走することにしました。

風邪ひいてる僕は着たら暑いわ脱いだら寒いわで体の体温がイカレてて、本当にしんどかった。

R0011610
下るにつれて路面の凍結、ガズも無くなり曇り空だけど視界も良好に。
遠くの高千穂峰の山頂が雲の間からたまに見える。
高千穂峰は今まで見たどの山よりも美しく、神秘的だった。
きっと九州の山では一番カッコ良いんではなかろうか。


12:40
獅子戸岳山頂(1428m)。
反対方向から韓国岳に来た韓国人の足跡(sirioのソール)を頼りに到着。
朝、基山S.A.のローソンで買った昼御飯を頂く。
吹きさらしの風邪があたりとにかく寒い。
相変わらず、風邪で体温が行ったり来たりを繰り返す。

R0011615
休憩後、先に見える新燃岳に向かう。


13:00
新燃岳(1421m)山頂。

R0011618
到着した瞬間、絶句。
巨大な火口と中心部にはエメラルドグリーンに似た火口湖。

霧島は平気でこんなのがいたるところにあるのだが、ガスがかかってたので今まで歩いた道のりにあったものはほとんど見逃していた為、物凄い感動。
そして火口の周りを歩くと、やっと雲がとれ全容をあらわした高千穂峰。
霧島一帯の異様な光景には圧巻です。
きっとGoogleEarthで見るとクレーターばかりの月のように様に見えるに違いない。

しかし、風が強すぎる。
吹き飛ばされそうな風がとめどなく吹き荒れる。
tkc'ZとH君は風を正面に浴び、日の丸飛行隊の真似をしてスキージャンプの疑似体験を楽しんでおりました。

R0011648
残すは手前の中岳のみ。


13:40
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中岳山頂(1345m)到着。
中岳までの登山道は木の階段になっており、非常に歩きやすく、途中走ったりもした。
中岳も一応火口があるのだが、全く深くなく台形のような形をしていた。
晴れた日は近くの桜島も見えるはずだが曇り空で見えなかった。


14:50
高千穂河原に下山。
R0011661
なんとココには登山者にはとっても嬉しい足洗場があり、登山靴の汚れを落としまくる。
コレはほんとにありがたかった。
雨ヶ池付近の泥汚れがとてつもない九重にもあったらいいのに。

R0011668
ここは天孫降臨伝説のある高千穂峰の麓で、奥に少し進むとニニギノミコトを祀った霧島神宮の古宮址があり、神聖な雰囲気をかもし出していた。
鳥居の形も天皇家の御陵にあるようなシンプルなものだったが、宮内庁が直接管理していない点が信憑性に欠ける。
それが観光スポットとしては物凄く面白いのにイマイチ表に出ない一つの理由なのか。
祭壇の上には黒霧島と塩と米が供えてあった。

バスが動いていないみたいなので駐車場の料金所にいるおばさんにタクシーの電話番号を聞く。
ここのおばさんが非常に愛想が良く、宮崎県の好感度がグーンとアップした。

タクシーを待つ間にビジターセンターの展望台に行く。
展望台の望遠鏡からは天の逆鉾が見えたが意外と意外と近いところにある。
これが思わぬ落とし穴になるとは次の日高千穂峰に登るまで気づかなかった。

タクシーに乗り、えびの高原へ。
タクシーのおじいさんもとても愛想の良い可愛らしいキャラクターで会話が弾む。
どうやら東国原知事は実際県民に大きな活気と経済効果をもたらしているみたいだ。


16:00
登山口に止めていた車に乗り、えびの高原温泉ホテル(旧?国民宿舎 えびの高原荘)に到着。
九重の法華院温泉山荘とは違い、暖房もTVも冷蔵庫もある!
それは山小屋じゃないので当たり前なんですけどね。

前日買ったビールを飲みまくり、風呂に入る。

その後、待ちに待った夕食。
無駄に高級感を出そうとがんばったのは分かるが、おいしくない…。
着飾った白いテーブルクロスをめくると会議用の折りたたみ机…。
そして苦笑いしながら食事を持ってきた人の「何かみえました?」のコメント…。

質素だけど素材を生かした法華院の夕食の方が100倍うまかったです。

Japanese break time
部屋に戻り、tkc'Zが持ってきた秘密兵器JETBOILで作ったチキンラーメンの方がおいしかった。
眠たさを堪えながらビールをまた飲み飲み。

途中からNHKのBSであっていた在日朝鮮人のドキュメント番組が非常に興味深く、前日一睡もしてなく風邪ひいてるのにもかかわらず気づくと4時に。
他の二人はとっくの前に寝ている。


明日は高千穂峰だ。
(後編に続く)

2008年1月21日月曜日

【九重連山】九重登山日記(後編)

14日

●7:00
R0011371
起床。
昨夜雪が降ったらしく、2cm程の薄い積雪があってビックリした。
食堂で朝ご飯を済まし、早々と出発の準備に取り掛かる。
休憩所でその日に一緒に泊まっていたおじさんおばさんやらに囲まれながらブーツを履いたり、スパッツを取り付けたりする。
歌手の芹洋子さんと言う方がいて、H君が大興奮。
彼に聞いて観ると、昨日ここに飾ってあった写真で彼女のことを知ったと言う。笑

昨夜からNHK大分のカメラクルーがいて、もしかしたら写ってるかもしれません。
でも大分しか見れません。

作ってもらったお弁当と九重連山Tシャツを買って出発。


●9:00
坊がつるの大船山登山口に到着。
キャンプ場にはテントを張って泊まっていた人が3組位いた。
いつかしてみてぇ~テント泊!

登山道は昨日昇った久住山周辺の荒廃した感じとは打って変わって、木々が追いしげり何度かヤブをかきわけるような場所もあった。
昨夜降った雪が溶けかけていてベチャベチャするところも沢山。
中腹から霜柱が見え始め、上の方は地面の小石の間に雪が敷き詰められ凍ってるような道になってきた。


●10:10
R0011380
大船山避難小屋付近に到着。
ここまでくると曇の上まで来て、ちょっとあやしげだった天候も雲の上だから関係なく快晴!!
久しぶりに浴びた日の光、樹氷、霧氷、雲海、目の前に見える九重の山々。
抜群に気持ちが良い!

すぐ近くには火口があってボッコリへこんでいた。
そして、歩いてる途中火山活動してないはずなのにドォーン、ドォーンって聞こえる。

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樹氷のトンネルを抜け、山頂に急ぐ。


●10:30
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大船山山頂(1787m)到着。
雲海の上に浮かぶ1700m峰の九重の山々を眺めてtkc'Zが叫ぶ。

「富士山(3776m)どんだけデカイとや~~~~~!!」

360℃パノラマの素晴らしい景色を言葉にするかと思えばこのコメント。
そこかい!とツッコミたくなるが、よく考えるとほんとにそうだ。
富士山の事なんか頭に無かったのに、そこに気づかされた物凄い頭の下がるコメントでした。

電波があったので家族にメールしてみる。
下のほうの景色は雲海でわかんないけど、阿蘇山は煙が出ていたのでわかった。

Grateful lunch time
朝に山荘で作ってもらったお弁当を大船山のイタダキでイタダク。
後から登ってきたおじさんに話しかけられた。
どうやらこの時期大船山の山頂でお弁当が食べれることは珍しいらしい。
普段は風が強かったりして、山頂は食べれる状況ではないそうだ。

Hello! (in the peak of Mt.Taisen)
中岳でも見たカワイイお地蔵さんみたいなのがまたあったのでパシリ。
誰かが置いたんだろうか。

11:20頃に下山開始。
途中わざとネイチャーロードを選び、ヤブこき。
カラビナにつけてたコンパスやナイフは無くすし、結構ヤバかった。


●12:20
R0011439
行きがけに通った坊がつるキャンプ場で休憩。
炊事場があったのでそこでブーツやスパッツについた泥を落とす。
蛇口の近くにあった雑草に跳ねた水が溶けて凍り付いていた。
こうやって時間をかけて形成されるものは何か面白い。
自然は凄いよね。


●13:10
R0011447
雨ヶ池に到着。
小さい頃に2回位きたことがあって懐かしかった。
しかし、こんな季節なので湿原の素晴らしさなんてものは感じられませんでした。
足元ぐちゃぐちゃだし。

帰りの登山道に長者原までの距離が書いてある案内板が数箇所あったんだけど、その案内表記の距離がカナリ適当。
「長者原まで1.0km」→「長者原まで1.0km」→「長者原まで1.1km」→「長者原まで0.8km」
明らかに進んでいるのに増えたときにはカナリ笑った。

●14:00
長者原九重登山口に到着。
長者原の売店まで3人で全速で走ってたらものの見事にすべり、背中にリュック背負ってるのでエコノミーシートで足を伸ばしているようなコケているとは思えない変な体勢に。
他の二人がゲラゲラ笑っているのをみて、苦笑いしていた長者原の観光客も笑ってくれました。
旅の最後にやっと人の温かみを知ることが出来ました。笑

タクシーで車を泊めている牧の戸登山口まで行き、帰宅。


楽しかったぜ~~!九重!
贅沢言ったら、もっと積もって快晴の時に行きたい。
なんだかんだでアイゼン一度も使わなかったしね。


R0011413
次は霧島だ。

2008年1月16日水曜日

【九重連山】九重登山日記(前編)

13日


●4:30
春日市大谷3人組、前日に買った最後の買い物「モンベルのインナー」を着込み(ユニクロのヒートテックではさすがに限界があることに最近の山登りで気づいた為)、僕らの地元春日市を出発。

筑紫野I.C.から九重I.C.に向かう。
基山S.A.で噂をしていたGR氏にばったり会っちゃう。
途中のS.A.どこだったっけ)でETCの通勤割引に引っ掛けるため30分程休憩。
ずっとTV観てたんだけど、SHOPJAPANで発売中の「コア・リズム」に盛り上がってTVを見ながら腰をフリフリ実践!


●6:40
R0011199
とうとう牧ノ戸峠登山口に到着。
外の気温は-2℃。
めちゃめちゃガス(霧)かかっていて周りの景色なんか全く見えない。
とりあえず、日が昇るのを待つため今度はゲキレンジャーを観る。
牧ノ戸の売店がなかなか開かないため、長者原まで戻った。
長者原の売店でおにぎりをおばちゃんに作ってもらい牧ノ戸まで戻る。


●8:45
R0011208
牧ノ戸登山口(1333m)を出発。
天気予報通りの天候で曇り。
視野20mも無いガスの立ち込める登山道を進む。
この日までに本やネット、地図で九重のことはカナリ調べたがさすがにこのガスは怖かった。

R0011224
途中から地面に霜柱が出来ていてジャリジャリと音を立てながら歩く。
霜柱が地面の小石とかを持ち上げて生えている様子にはちょっぴり感動した。


●10:00
R0011239
久住山非難小屋に到着。
計画では星生山に登ってここに来る予定だったのに既に分岐を通り越すという大誤算。
ガスが凄くて分岐が全くわからなかった。
非難小屋はおじさんおばさんばかりで埋め尽くされていた。
糞や尿を分解して山に帰すという巷で話題の「バイオレットトイレ」は冬季中のため閉鎖。
僕のも分解してもらいたかった。

10分ほど休憩を取り出発。


●10:30
R0011250
「天狗ヶ城」山頂(1780m)に到着。
はっきり言って、景色は皆無。
自分達が登ってた山がどんな形をしているかも不明。
石や枯れ木にへばりつく霧氷。
まるで業務用冷凍室もしくは氷の惑星にいる様な感覚。

そそくさと下り始め目指すは九州本土最高峰「中岳」へ!!


●10:50
R0011269
九州本土最高峰「中岳」(1791m)山頂に到着!
皆さんが三連休の中日にちょっと遅く起きて「プファ~寝たりね~」っとあくびしているであろう時間に一番高いところに居ました。
しかも、山頂の気温-7℃!!

何枚着込めば良いんだろ?っと考えたあなた!
僕達インナーとアウターの二枚しか着ていません!
休憩で立ち止まった時にはもちろんミドルレイヤーにフリースなんか着ますよ。
この日のためにウェアを充填させていく上で気づいたことなんだけど、登山用のウェアはどのジャンルよりも最先端な繊維技術を真っ先に投入されている様でカナリ面白い。
ゴアッテクスやらミズノのブレスサーモ、ゴールドウィン(ノースフェイス)の光電子、メリノウール…
この前、シェルパ(登山用品店)に行ったら体温を常に37℃に保つインナーウェア(上下3万円)まで売ってあった。
長くなりそうなのでこの辺で。

「中岳」の山頂には焼き物で出来た可愛いお地蔵さんみたいなのがポツンと置いてあって面白かった。
九州で一番高いところに居るはずなのに全く下が見渡せないほどのガスであまり実感が湧かなかったのが本音。


●11:10
久住山、天狗ヶ城、中岳に囲まれるようにある火口湖「御池」に到着。
全面凍結までは行かないがカナリ凍っていた。
こんなところに来ると石を投げてみたくなる僕ら。
周りには石がゴロゴロあるんだけど、地面が凍っていてブーツで地面を蹴らないと小石さえも取れなかった。
んで石を投げてみる。
「ゴンッ!ゴン!ゴン!ゴン!サァー(氷をすべる音)」
R0011282
肩の強いM氏はカナリ遠くまで飛ばしておりました。

Kujyu Oike
その後、御池の周りを通り久住山を目指すがその途中に奇跡的に上空のガスが切れ、太陽の光が差し込む。
次第に御池の全体がはっきりと見えるようになり、先ほどの登った天狗ヶ城と中岳の全容も見えるようになった。
今まで一度も九重連峰の山々の全容を見たことが無く、一部であるが全容を見れた際には「はるばる遠くに来たものだ。あんな山登ったなんて何てバカなんだろう。」終始ニヤついてました。


●11:35
R0011307
日本百名山「久住山」山頂(1787m)
またまたガスで覆われてしまい、あいかわらず景色は皆無。
日本百名山に選ばれている理由なんかこの状態では分かりっこない。
-5℃近い気温の中、少し長めの休憩をとる。


●12:10
久住山非難小屋に戻る。
さすがにお腹がすいたので寒さを凌げる非難小屋で昼食をとるつもりが、またまたおじさんやおばさん達で満員。

R0011312
小休憩を取り、久住分れから北千里浜に向かい下る。


●12:30
Kitasennri (北千里ヶ浜)
北千里浜の分岐。
さすがにココまで標高が下がるとガスの層を抜け、遠くまでは見渡せるようになってきた。
荒れ果てた様子が西部劇や戦隊モノの戦闘シーンに出てきそうな感じだった。


●13:10
Hokkein mountain cottage (法華院温泉山荘)
宿泊地「法華院温泉山荘」に到着。
北千里からココまでの道は岩がごつごつしていてカナリ険しい道のりだった。

Mr.Beerの異名をとるTYNEさんはすぐさまビールの自販機を見つけ一人だけ自慢げにビールを飲み干した。
14時からのチェックインなので朝長者原で作ってもらったおにぎりを食べつつ、時間を待つ。


●14:00
「法華院温泉山荘」にチェックイン。
ここは標高1303mの場所にあり、九州で最も標高の高い場所にある温泉で有名。
でも車で来ることは出来ません。
興味のある方は2、3時間の道程をがんばって歩いてきましょう。

当初の予定ではココから大船山に登る予定だったが、ガスまみれで精神的にもくたくただったので大船山は明日登ることにする。

温泉に入ったり、ビール飲んだりして過ごす。


●18:00
Greateful dinner (in Hokkein mountain cottage)
食堂での晩御飯。
一般的な家庭料理だが、こんな山の中では格別だ。
食堂にはテレビ、漫画や山の本、ギター、将棋などが沢山あってそれぞれ自分のしたいことをやってくつろいでいた。

H君は漫画「静かなるドン」にハマり、ずっと食堂から部屋に戻ってこない往生際の悪さ。
昔、怒りたまってmixiの日記にも書いたがその昔の彼女を思い出した。


●22:00
R0011365
H君は食堂から帰ってくるとしばらくして熟睡。
それを起こそうとまるでお母さんが子守唄を歌うように、H君の顔の横で過去の法華院宿泊者の宿泊記念日誌を酔っ払った勢いで永遠と読むM氏。


どうやらここは間違いなく平和のようです。
(九重登山日記(後編)につづく…)

2008年1月10日木曜日

【三郡縦走】今年はじめての三郡縦走


今年初の三郡縦走。

「三郡縦走」とは以前に日記にも書きましたが、若杉山から宝満山までの約20kmに及ぶ尾根道を歩くやつです。
もちろん途中にある山を登ったり、下ったりもします。

橋本君のトレーニングもかねて行ってきましたが、普通に僕も疲れました。

若杉山山頂に向かう途中変なおじさんがついてきて山の歩き方を講じてくる。
登りながら話しかけてくるのでカナリうざい。
山の達人かと思いきや、山の中で歩きタバコを始め、しまいにはキャンプ場(若杉楽園)のゴミが乱雑しているところに火種を消さず飛距離のある吸殻のポイ捨て。
目の前でされて唖然としました。


山頂の手前で奥の院に立ち寄り、前回行ってなかった「はさみ岩」を通ってみる。
なかなか面白いところだった。

縦走路は正月に降った雪も無かったかのように消えてなくなり、たまに雪が残ってる箇所がポツンとあるくらいでした。
はやく久住行きてー!

2008年1月6日日曜日

【立花山】英彦山を断念。立花山へ。

深夜3時、沖縄帰りの山口君と福岡県添田町に向かう。
宝満山で見れなかった初日の出を見に英彦山にいったんです。

今日は日の出見れるとワクワクしてたんですが車道凍結、道の両脇には30cmほどの積雪。
正月の寒波で雪が相当降ったらしく、福岡とは思えない光景。
とりあえず、何とか英彦山の駐車場に到着。

駐車場一面解けた雪で凍結。
今日登るかどうか話してるところに近くの売店の犬が寄ってくる。
とりあえず、英彦山神社に行ってみよう。


この犬が超かわいくて頭良くて、英彦山神社まで案内してくれた。
英彦山神社は参道の長い階段が有名(スロープカーがあるくらい)だが、その参道も積もった雪がちょっと溶けてツルツル。
登山靴でも普通にすべる。
案内してくれた犬は肉球が物凄く地面を噛んでいるのか知らないが全く滑らなかった。

神社に到着。
夜間登山、初めての英彦山、物凄い積雪、山口君アイゼン持ってない、などリスクが高すぎたため英彦山登山をあきらめる。

銅(かね)の鳥居を見て帰ろうと言うことで参道の下のほうまで行く。
さっきの案内犬がもちろん先導する。
何度も滑りながら銅の鳥居を見て駐車場にもどる。

駐車場で案内犬が物欲しそうにしていたが、人間の食べ物を犬あげない主義(家の犬にもあげたことない)の僕は何もあげないと言う冷酷な行動をとり福岡に帰る。
なんかあげれば良かった。今度行ったときに犬用クッキーでも持参しよう。

ラーメン食べたり、シェルパ行ったりして、立花山に登りに行く。
九産大から近いのに一度も登ったことが無かった立花山に初めて登った。
登山道を登ってると高校の頃に毎月一度登らされていた天拝山を思い出した。

山頂に到着。
立花山からの眺めは福岡市を一望でき非常に良かったが、目の前にドカーンと(負の遺産)アイランドシティが広がる様子には絶句。
毎年登っていくと香椎副都心計画の変容も垣間見れそうです。

その後、年配の登山者から勧められた隣の山「松尾山」「白岳」を縦走。
立花山の裏側は昔山城だった様子が分かる石垣の跡や、瓦などが落ちていてお城フェチな僕にはたまらない内容でした。

立花山に戻り、三日月山へ。
不服そうな顔ですが、低山登りもなかなか面白かった。

帰りはバイト終わって寝ずに来たので眠くてしょうがなく山口君の助手席で寝まくる。
家で風呂はいって、塩月宅で鍋。
あまりの疲労で、正座で座り、両手でカーペットに置いてあるダンベル握りながらテーブルに頭を置くという、昔の武士が謝っているような佇まいで寝ていたみたいです。

はぁ~。
おつかれさまでした!