2008年3月9日日曜日

【由布岳】崖っぷち由布岳。

天気が午後から崩れるようなので朝方登ってしまおうと出発時刻を4:30に設定。

tkc'Zおきまりの寝坊!
しかも今回は2時間も!

結局6:30頃に家をでる。
途中、基山S.A.のローソンに寄り食料を購入。

由布岳は湯布院の中心部から近く、草原が広がっていて阿蘇みたい。
登山口駐車場に車をとめて準備をする。
天気は悪いがまだ雨は降りそうにない。


●8:40

R0011939
由布岳登山口を出発!
草木の無い場所から段々草木の生い茂る山に入る。
まるで大船山のようだった。

R0011948
合野越と言われる場所からジグザグに進む登山道に入る。
徐々にしか標高が上がらないため、若干うっと惜しく感じるが辛抱。

R0011949
ここまでくると雪が残っている場所がちらほら。
かろうじて九重のほうまで見渡すことが出来た。


●10:00
マタエ
マタエに到着。
由布岳の山頂は火口になっていてそれを囲むように西峰と東峰にピークが分かれている。
今回は西峰から東峰へ火口を一周する通称お鉢巡りのコースをとる。
これが非常に危険で断崖絶壁をひたすら突き進むようなコース。

R0011971
とりあえず、こんな崖が目の前に聳え立つ。
チェーンを掴み、恐る恐る進む。

R0011985
30cmを越える積雪とアイスバーンになっているところが増えてくる。


●10:20
R0011988
由布岳西峰(1584m)到着。
軽く休憩を取ってすぐさま東峰へ。

動画を変換するとYoutubeにアップできたので今回は動画をお届けします。
画質悪いけど勘弁してください。

積雪の上をすべる様子。


こんな感じの登山道。


迫り来る難所!
なおかつ凍結しているので全身使っても登りにくい。
アイゼンを車の中においてきたので痛い目見ました。

R0012014
東峰の手前でまた休憩。
今回の登山は大変だ。
だが面白い。


●11:30

R0012020
由布岳東峰(1584m)到着。
合野越あたりで追い抜いたおば様たちと一緒に休憩。
途中で負傷したtkc'Zは宮崎から来たおば様に塗り薬を頂く。

高千穂峰の話をすると、
「高千穂河原(正面)から登るのはダメ!裏(東側)から3時間くらいかけて登んなきゃ!」
と叱責された。笑

夏場の登山は暑いので夫婦で沢登りを楽しんでいるらしい。
沢登りも楽しそうだ。

40分くらい休憩すると雨が降りだしたので急いで下山。
最近手入れしていなかったのでGORETEXのジャケットが雨をはじいてくれない…
次第に蒸れだし汗でびしょびしょになってしまった。
ちっとも標高が変わらないジグザグな道をショートカットしたので早く登山口につくことが出来た。

See you mountain time.
疲れたけど面白かった!
やっぱりリスクが高いと登りがいがある。


帰りは湯布院に寄って温泉に入る。

パチンコ由布銀座
大学生でいっぱいだった。

2008年3月7日金曜日

【高千穂峰】また高千穂峰

まさかの雪!雪!雪!
今週は九州北部は寒波に見舞われて、水曜日に予定していた登山口くんとの由布岳はチェーン規制&高速通行止めであきらめることに。
九州南部は晴れているようなので登山口くんが憧れていた高千穂峰に行くことに。

朝の四時に家を出て高速に。
二人とも一睡もしていない状況だったので途中運転を交替しながらえびの高原を目指す。
しだいに日が昇り7:30頃にえびのインターに到着。

次第に山道を進むと、冬景色に。
今回は雪を避けて南にきたが、さすがに山岳部。
空は快晴なのに路面凍結。
なのにチェーン規制は無し。
えびの高原まで到着しないとどうしようも出来ないのでゆっくりと凍結した路面を進む。

進む…、進む…、進む…  回る!
車が凍結した路面の上でスリップし、半回転!!!!

路面どころか僕らまでも凍りついてしまった。
奇跡的にどこにも車をぶつけなかった。
しかし、これはまずい。
登山口くんのFR車(後輪駆動)だからなおさら。

車を降り、路面状況を確認しながら登山口くんの車を誘導。
途中一台路肩に止めれるスペースがあったので駐車。

これで今日の登山もここまで来てあきらめムードに。

携帯も繋がらないのでえびの高原まで2kmほどの道のりを歩く。
先日宿泊したえびの高原ホテルに到着。
ホテルの方に事情を説明すると、

「あの福岡ナンバー!!」

既に知っている!!
僕らのことを心配していたらしい…。
チェーンの販売をしているらしいので携帯にメモっておいたサイズを見せて調べてもらったが一致するものが無く断念。
昼頃には解けるようなので付近で暇を潰すことに。

近くの売店で朝食を取る。
店員さんに事情を説明すると、

「あの福岡ナンバー!!」

どうやらえびの高原一帯は既に僕らは有名人らしい。
20080305236
温かいうどんをいただきました。

次に、えびの高原ビジターセンターに行く。
外ではおじさんが通路の雪をトンボでかいていた。
中に入ると従業員の方が出てきて、
「今から電源入れますね~!」
どうやら、僕たちがこの日はじめての客らしい。
霧島の自然を見れる立体写真(平行視)の装置を覗く。
20080305237
おお!
お!
おお!
スライドが切り替わるたびに興奮した。


2Fには100円の望遠鏡があって覗くと韓国岳の様子が一望できた。
丁度、その上にあったその時間のウェブカメラの画像↑
(画像元インターネット自然研究所)


自然を擬似的に堪能したところで車に戻ることにする。
ビジターセンターの駐車場にタクシーが止まっていたので乗せてもらう。
タクシーのおじさんに事情を説明すると、

「あの福岡ナンバー!!」

ここまで来ると知ってないとおかしいくらいの勢い。
地元の方は皆スタットレスタイヤを履いているらしく、積雪がすごいときはその上からチェーンを巻くらしい。
そして、このおじさんは以前板付に住んでいたらしく、こっちに来てからのんびりとした生活がやめられなくなったらしい。
無念な姿の車の前に到着。
おじさんの勧めもあり、路面もだいぶ溶けてきたので車をゆっくり進めてみる。
タクシーのおじさんは後ろから付いて来てくれた。

なんとか、えびの高原に到着!
そこから高千穂河原に向かう。

高千穂河原駐車場に到着。
前回も快晴だったため、全く同じ雰囲気。

用意を済ませ登山道へ。
R0011893



高千穂峰山頂に到着。
R0011909

山頂でお昼御飯。
山頂で食べるシーフードヌードルは相変わらずうまい。

R0011916
山頂で一眠り…

と場所を探していると携帯電話が落ちている!!
登山口くんはとっくに寝ているため、一人で登山道を駆け下りる。
すると50mほど下ったところに下山途中のカップル発見。
その女性のだったらしく、携帯電話を渡してまた急な傾斜を登る。

いやぁ~、いいことしたなぁ。

ほんで僕も山頂で一眠り。
紫外線がメチャクチャ強く、顔を隠して寝ていたが鼻だけ隠し忘れていたため鼻が真っ赤になりました。



おしまい。
(なんか色々ありすぎて、全部書いているうちに面白くない日記になっちゃた。)

帰りに寄った温泉。この後、数日間、彼の車からは硫黄の匂いがとれなかった。
R0011920