2008年5月26日月曜日
【英彦山】おいでなさい!
福岡県民が愛してやまない山、秋の季節には紅葉を観に若い人も集まる山、税金無駄遣いのロープうぇ…
と言うことで今回は英彦山に行って参りました。
今まで家族で何度か訪れたことはあるんだけど、登山は今回が初めて。
ウチのおかんや、おばあちゃんも口を揃えて
「岩場が危ない!」
と言う結構険しい山だそうで、大昔は修羅道の山として栄えていたらしいです。
修羅道が栄えると言う表現はおかしいかもしれませんが。
参道の石段はあまりにも有名でかなり長い。
どのくらい長いかと言うと、ロープウェーが出来るほど長い。
銅の鳥居や、雪舟庭園なんかが有名ですね。
あっ、別に説明はいりませんよね。
なんか面倒臭くなってきちゃった。
前日が雨で、今日は昼前には晴れになる予報だがあたりには霧が立ちこめて何とも居心地が悪い。
湿った林の中を歩くのは薄暗くて不気味。
尚かつ、ここにはかつて山岳信仰が栄えていて沢山の史跡が残っているため当時の石垣なんかもそこら中にある。
夜中には絶対に行きたくないね。
英彦山神宮(奉幣殿)から40分程登ったり下ったりの標高が全く上がらないような山道を抜けると岩壁に埋め込まれたような出で立ちの玉屋神社に到着。
まるで大分の耶馬渓にある羅漢寺のようだった。
神社の裏手の方から水が湧き出ていると言うが、溜まった水に柄杓が置いてあるだけで決して湧いているようには見えなかった。
しばらく休憩を取り、先に進む。
途中、年配者の団体さん。
20人くらいはいるだろうか?
挨拶を交わし、頭を下げながら追い抜かせていただく。
はっきり行ってこういう人達の神経が分からない。
皆で行くと怖くないって奴か?
鎖場で一つのロープを数人で持ちながら降りるのは勘弁してくれ。
あんまり書くと「大して山を登ったことの無い若造が」と反感食らいそうなので止めときます。
山は気の知れた友人3、4人ぐらいベストだ。
多すぎるのは逆に恐ろしい。
同じような薄暗い山道を30分くらい進み、鬼杉と呼ばれる場所に着く。
福岡県で最も大きな杉の木らしく、たしかに立派。
英彦山は透き通っている泳げそうな川が沢山あって妙に納得した。
そして、こんな杉林の中に花粉症の人が来たらどうなるのかなぁと、くだらない妄想を抱く。
ここからは今まで標高が上がらなかったツケか、傾斜がキツい道が山頂まで続いた。
途中にあった材木石と言われる切れ目が無数にある石。
溶岩が急激に冷え固まるとこんな風になるんだって。
そういえば、昔行った高千穂峡もこんなだった。
息か切れてバテバテの中、垂直に近いような岩場が何度も続く。
寝不足のせいか、どうしようもなくヘコたれていたので写真はありません。
それどころじゃありませんでした。
フラフラ登っているとようやく英彦山南岳山頂(1200m)に到着。
後から来る団体さんを恐れて、水分補給する程度で中岳に向かう。
ものの5分程で英彦山中岳山頂に到着。
中岳の山頂は英彦山神宮の上宮が建てられていて、普通の神社と変わらない大きさの建物がドカーンと居座っている。
相変わらず霧で霞んでいるような天気なのに人が以上に多い。
休日はこんなに賑わうものなのかなぁと疑問に思っていたら、黄色い雑のうのような生地の厚くて荒いリュックを担いだ町の職員らしき人達がずらずらと境内に。
賽銭箱の横の方に封筒のような大きさのものを沢山並べている。
ほかの登山客が頂いているので、僕も並んでいただくと手拭いだった。
なんとたまたま登ったこの日が英彦山の山開きだったらしく、山頂で記念の手拭いが配られていたのだ。
北岳の方向に下った所にある広場で昼食をとり、相方のMくんが用事があるようなので帰りは上宮から英彦山神宮まで真下に伸びる石段の登山道をおりて帰った。
宝満山の正面ルートにそっくりだった。
登山をして山頂で手拭いをいただくなんて、何だかとっても運が良いし、気分も良い。
きっと、ウチのおばあちゃんにこの事を伝えるとこう言うはず。
「あんた、今のうちに宝くじ買ってこんね!」と。
(すんません、こんなオチで)
ほかの写真はこちらから。
http://www.flickr.com/photos/okushidasan/
タイトルの「おいでなさい!」とは、子供の頃の良く流れていたローカルCMのセリフから。
裸の王様役の社長が部下を引き連れて歌うやつ。
いこう、いこう、英彦山へ~♪
いこう、いこう、ゆ~ゆ~へ♪
ゆっくり、のんびり、たのしい~♪
英彦山湯~遊~共和国♪
おいでなさい!
英彦山と言えば僕らはこのイメージが強いが、この共和国は英彦山と銘打つのが詐欺に思えるほどずっと北にある。
どおりで英彦山の駐車場の案内板を見てもどこにも載っていないわけだ。
ほんでもっと調べてみたら、去年倒産したらしい…
2008年5月21日水曜日
【九重連山】若気のいたりコースin九重
宮崎県の高千穂峡を越えた所にある、「大崩山(おおくえやま)」に行きたかったんだけど片道で5時間以上もかかるため断念。
「どげんかせんといかん!」じゃ無いけれども、宮崎には高速は必要です。不便です。
結局、福岡から2時間弱で行ける「九重山」に登ってきました。
●6:20
牧ノ戸峠登山口(1330m)を出発。
天気にも恵まれて、最高の登山日和。
今回のルートは山口君に九重のほとんどを知ってもらうため&自分が行っていない山の穴埋め&山小屋生活に備えてということでカナリハード。
というのも平治岳や大船山はさすがに行けないけど、それ以外の山をほとんど網羅するという言わば「若気のいたりコース」。
そのため、ペースも普段よりも1,5倍。
●6:40
沓掛山(1503m)山頂。
牧ノ戸から登るとルート上にある山。
前回きたときは山頂に表札があるとは気づかず通り過ぎていた。
沓掛山を過ぎると中心部の景色が一気に開ける。
前回登ったときは雪とガスのせいで景色が全く分からず、地図とコンパス、案内板を頼りに進んでいたので九重の風景を観るのは実質初めて。笑
前回登った時は辺りがガスと霧氷で真っ白だったので、九重のほとんどが禿げ山でガレ場ばかりだと勘違いしていた。
●7:10
星生山分岐
前回は分岐地点がガスのせいで諦めたのだが、今回は晴れていたので無事に見つける事ができた。
星生山に連なる尾根に進む。
●7:30
星生山(1762m)山頂。
九重のほとんどの山を見渡せて、非常に景観が良い。
眼下には立ち入り禁止の硫黄山(火山活動中)も丸見えで白い煙がモクモクとあがり、その名の通り硫黄臭かった。
しばし、休憩。
その後ゴツゴツとした岩場の尾根を進み、バイオレットトイレのある避難小屋へ。
●8:10
避難小屋でまたも小休憩をとり出発。
久住分れを通り過ぎ、天狗ガ城へ。
●8:40
天狗ガ城(1780m)山頂。
虫がだんだんと襲ってきたので記念撮影を済まし、すぐに移動。
この時期は小蠅みたいな小さな虫が山頂でお祭りをやっているので困る。
出来れば別の場所でやって欲しい。
●8:55
九州本土最高峰、中岳(1791m)山頂。
この瞬間、九州本土に住んでいる何万人という人の中で自分たちが一番上に立っていると考えるとやっぱり興奮しちゃう。
景色はそれほど大した事は無いんだけどね。
しかし。
やっぱりここでもバグズフェスティバル開催中で、記念撮影を済まし下る。
●9:20
稲星山(1774m)山頂。
ここは九重の中でも南に位置するので阿蘇の方もきれいに見渡せた。
なんとここがバグズフェスティバルのメインフィールドらしく、参加人数もハンパない。
盛り上がり過ぎてまともに飯すら食えやしねぇ。
口を開けただけでも中に虫が入ってきそうだ。
10分後には久住山に行く尾根道を進み始める。
●9:50
久住山(1787m)山頂。
なんと、前回来た時には無かった新しい表札が!
なかなか渋いが山岳会の名前が入ってる所が嫌らしい。
もう言い飽きたがここもフェスティバル。
お決まりの記念撮影後山頂にいた年配の女性の方と少し話し、避難小屋に戻る。
●10:15
久住別れを過ぎ、避難小屋に戻る。
さすがに日も照り始め、2L持ってきた水が既に残り1ℓと200mlくらい。
インスタントラーメンに500mlは必要なのに、この状況。
しかも、僕は山の水は怖くて飲まないのでインスタントラーメンは諦める事にする。
水源の湧き水なら少し妥協はするが、九重ではそんな水源見たこと無い。
山の水はきれいと言う考えは今の時代あり得ないと思う。
登山客や観光客がわんさか集まる有名な山は大抵はその人間の糞尿で汚染されてる。(はずだ)
九重ではきっと法華院山荘くらいじゃないとまともな水は飲めないと思う。
●10:35
おにぎりを二つ食べていざ出発。
小屋から出ると、小学校低学年くらいの集団。
みんな元気が良くて、走って友達追い抜いたり、手をつないで歩いたり。
久住分れから北千里浜に下ると今度は高校生?中学生?の集団。
50人ぐらいすれ違うので挨拶がめんどくさくなって、こちらからは挨拶しなかったが結構向こうから挨拶してきて感心した。
まぁ、ムサシ(僕の母校)よりは劣るけどね。
●11:00
北千里から左にそれて、すがもり小屋(すがもり越)に到着。
母や祖母の話を聞くとココには以前、木造の小屋があったそうな。
今では硫黄山の噴火のせいか、石垣をコンクリートで固めた小屋と鐘が残っていた。
疲れきった山口君を説得し、小休憩後に正面にそびえ立つ三俣山へ。
●11:35
三俣山西峰(1678m)到着。
着いたら、その奥に二つの峰が。
三俣山はその名の通り三つの峰がある。
山口君はもうギブアップのようなので、すがもり小屋で合流することにし一人で本峰と南峰を目指す。
●11:50
三俣山本峰(1745m)
山頂では一人で記念撮影を撮る年配の方がいたので写真を撮ってあげる変わりに自分の記念撮影もお願いする。
向こうに見える峰が南峰らしいのでそこに向かう。
●12:00
三俣山南峰(1743m)
誰もいない。
とりあえず、周囲の風景を撮影し下山。
ピークを通らない若干の近道を通りすがもり小屋へ。
●12:25
すがもり小屋に着いたのは良いが様子がおかしい。
ここには詳しくは書かないが、リュックを小屋の裏の岩の隙間に隠してこれからまた三俣山西峰を登って下る。
もう、足が笑うとかそんな次元を越えて普通だ。
これが中学の部活で監督が試そうとした「超回復」か?
●13:10
リュックを回収し、すがもり越から長者原方向に出発。
硫黄山が噴火した場合の土石流止めの周りの登山道(細い車道)を通り、長者原へ。
途中石垣の跡のようなものがあり、こんな場所に城跡が?と興味をそそられる箇所があった。
●14:10
長者原に到着。
車を止めている牧ノ戸峠まで戻る必要があるので時刻表を確認するも次は15:30。
タクシーの運転手に「乗るか?」と尋ねられるが、売店に寄ってタクシーに乗ることにする。
が、売店の自販機でジュースを買っていると中田カウスを少し太らせた風貌のおっちゃんに話しかけられ、15:00まで暇だから送ってくれるとのこと。
このおっちゃんが気さくでとってもいい人だった。
おっちゃんの車で牧ノ戸まで送ってもらい、タクシーの運転手には悪いことをした。
・今回のルート
牧ノ戸峠→沓掛山→星生山→久住分れ→天狗ガ城→中岳→稲星山→久住山→久住分れ→北千里浜→すがもり越→三俣山西峰→三俣山→三俣山南峰→三俣山→三俣山西峰→(すがもり越→三俣山西峰→)すがもり越→長者原
九重はまるでバイキングみたいに山を選べる。
比較的簡単に九重山や中だけにも行くことが出来て、平日でも年配の登山者で賑わっていた。
今回はその山選びの安易さから、主要な山々を登り過ぎた感が否めないがなかなか楽しむことが出来た。
あと少しするとミヤマキリシマとかが咲き始めて、もっと素晴らしい景観が得られるのだと思う。
はぁ〜疲れた。
「どげんかせんといかん!」じゃ無いけれども、宮崎には高速は必要です。不便です。
結局、福岡から2時間弱で行ける「九重山」に登ってきました。
●6:20
牧ノ戸峠登山口(1330m)を出発。
天気にも恵まれて、最高の登山日和。
今回のルートは山口君に九重のほとんどを知ってもらうため&自分が行っていない山の穴埋め&山小屋生活に備えてということでカナリハード。
というのも平治岳や大船山はさすがに行けないけど、それ以外の山をほとんど網羅するという言わば「若気のいたりコース」。
そのため、ペースも普段よりも1,5倍。
●6:40
沓掛山(1503m)山頂。
牧ノ戸から登るとルート上にある山。
前回きたときは山頂に表札があるとは気づかず通り過ぎていた。
沓掛山を過ぎると中心部の景色が一気に開ける。
前回登ったときは雪とガスのせいで景色が全く分からず、地図とコンパス、案内板を頼りに進んでいたので九重の風景を観るのは実質初めて。笑
前回登った時は辺りがガスと霧氷で真っ白だったので、九重のほとんどが禿げ山でガレ場ばかりだと勘違いしていた。
●7:10
星生山分岐
前回は分岐地点がガスのせいで諦めたのだが、今回は晴れていたので無事に見つける事ができた。
星生山に連なる尾根に進む。
●7:30
星生山(1762m)山頂。
九重のほとんどの山を見渡せて、非常に景観が良い。
眼下には立ち入り禁止の硫黄山(火山活動中)も丸見えで白い煙がモクモクとあがり、その名の通り硫黄臭かった。
しばし、休憩。
その後ゴツゴツとした岩場の尾根を進み、バイオレットトイレのある避難小屋へ。
●8:10
避難小屋でまたも小休憩をとり出発。
久住分れを通り過ぎ、天狗ガ城へ。
●8:40
天狗ガ城(1780m)山頂。
虫がだんだんと襲ってきたので記念撮影を済まし、すぐに移動。
この時期は小蠅みたいな小さな虫が山頂でお祭りをやっているので困る。
出来れば別の場所でやって欲しい。
●8:55
九州本土最高峰、中岳(1791m)山頂。
この瞬間、九州本土に住んでいる何万人という人の中で自分たちが一番上に立っていると考えるとやっぱり興奮しちゃう。
景色はそれほど大した事は無いんだけどね。
しかし。
やっぱりここでもバグズフェスティバル開催中で、記念撮影を済まし下る。
●9:20
稲星山(1774m)山頂。
ここは九重の中でも南に位置するので阿蘇の方もきれいに見渡せた。
なんとここがバグズフェスティバルのメインフィールドらしく、参加人数もハンパない。
盛り上がり過ぎてまともに飯すら食えやしねぇ。
口を開けただけでも中に虫が入ってきそうだ。
10分後には久住山に行く尾根道を進み始める。
●9:50
久住山(1787m)山頂。
なんと、前回来た時には無かった新しい表札が!
なかなか渋いが山岳会の名前が入ってる所が嫌らしい。
もう言い飽きたがここもフェスティバル。
お決まりの記念撮影後山頂にいた年配の女性の方と少し話し、避難小屋に戻る。
●10:15
久住別れを過ぎ、避難小屋に戻る。
さすがに日も照り始め、2L持ってきた水が既に残り1ℓと200mlくらい。
インスタントラーメンに500mlは必要なのに、この状況。
しかも、僕は山の水は怖くて飲まないのでインスタントラーメンは諦める事にする。
水源の湧き水なら少し妥協はするが、九重ではそんな水源見たこと無い。
山の水はきれいと言う考えは今の時代あり得ないと思う。
登山客や観光客がわんさか集まる有名な山は大抵はその人間の糞尿で汚染されてる。(はずだ)
九重ではきっと法華院山荘くらいじゃないとまともな水は飲めないと思う。
●10:35
おにぎりを二つ食べていざ出発。
小屋から出ると、小学校低学年くらいの集団。
みんな元気が良くて、走って友達追い抜いたり、手をつないで歩いたり。
久住分れから北千里浜に下ると今度は高校生?中学生?の集団。
50人ぐらいすれ違うので挨拶がめんどくさくなって、こちらからは挨拶しなかったが結構向こうから挨拶してきて感心した。
まぁ、ムサシ(僕の母校)よりは劣るけどね。
●11:00
北千里から左にそれて、すがもり小屋(すがもり越)に到着。
母や祖母の話を聞くとココには以前、木造の小屋があったそうな。
今では硫黄山の噴火のせいか、石垣をコンクリートで固めた小屋と鐘が残っていた。
疲れきった山口君を説得し、小休憩後に正面にそびえ立つ三俣山へ。
●11:35
三俣山西峰(1678m)到着。
着いたら、その奥に二つの峰が。
三俣山はその名の通り三つの峰がある。
山口君はもうギブアップのようなので、すがもり小屋で合流することにし一人で本峰と南峰を目指す。
●11:50
三俣山本峰(1745m)
山頂では一人で記念撮影を撮る年配の方がいたので写真を撮ってあげる変わりに自分の記念撮影もお願いする。
向こうに見える峰が南峰らしいのでそこに向かう。
●12:00
三俣山南峰(1743m)
誰もいない。
とりあえず、周囲の風景を撮影し下山。
ピークを通らない若干の近道を通りすがもり小屋へ。
●12:25
すがもり小屋に着いたのは良いが様子がおかしい。
ここには詳しくは書かないが、リュックを小屋の裏の岩の隙間に隠してこれからまた三俣山西峰を登って下る。
もう、足が笑うとかそんな次元を越えて普通だ。
これが中学の部活で監督が試そうとした「超回復」か?
●13:10
リュックを回収し、すがもり越から長者原方向に出発。
硫黄山が噴火した場合の土石流止めの周りの登山道(細い車道)を通り、長者原へ。
途中石垣の跡のようなものがあり、こんな場所に城跡が?と興味をそそられる箇所があった。
●14:10
長者原に到着。
車を止めている牧ノ戸峠まで戻る必要があるので時刻表を確認するも次は15:30。
タクシーの運転手に「乗るか?」と尋ねられるが、売店に寄ってタクシーに乗ることにする。
が、売店の自販機でジュースを買っていると中田カウスを少し太らせた風貌のおっちゃんに話しかけられ、15:00まで暇だから送ってくれるとのこと。
このおっちゃんが気さくでとってもいい人だった。
おっちゃんの車で牧ノ戸まで送ってもらい、タクシーの運転手には悪いことをした。
・今回のルート
牧ノ戸峠→沓掛山→星生山→久住分れ→天狗ガ城→中岳→稲星山→久住山→久住分れ→北千里浜→すがもり越→三俣山西峰→三俣山→三俣山南峰→三俣山→三俣山西峰→(すがもり越→三俣山西峰→)すがもり越→長者原
九重はまるでバイキングみたいに山を選べる。
比較的簡単に九重山や中だけにも行くことが出来て、平日でも年配の登山者で賑わっていた。
今回はその山選びの安易さから、主要な山々を登り過ぎた感が否めないがなかなか楽しむことが出来た。
あと少しするとミヤマキリシマとかが咲き始めて、もっと素晴らしい景観が得られるのだと思う。
はぁ〜疲れた。
2008年5月6日火曜日
【普賢岳】雲仙普賢岳
長崎県の諫早から東の方に進むと見えてくる火山、雲仙普賢岳に行ってきたよ。
下調べが「珍しく」甘くて、あともう一歩で登山口という所でまさかの待ちぼうけ。
というのも、登山口に行くには仁田峠有料道路の途中のロープウェー乗り場の駐車場まで行かないといけないのだけれども、なんとその有料道路が8時からしか開かない事が判明。
いつも通り高速のETC割引を使うために4時前に出たのは良いのだが、6時に着いちゃって2時間の暇つぶし。
さすがに有料道路に開通時間があるなんて、考えもつきませんでした。
8時少し前に開いたみたいで仁田峠に到着。
荷造りを終え、登山開始。
仁田峠からロープウェーの横の登山道を登り始めるが、明らかにいつもと登山道の景観が違う。
はじめは違和感だけが、頭をよぎるだけだったのだが徐々に登るとわかった。
海がある。
何のことか分かんないでしょ?
登山道から下界をみると海が囲むように結構近い場所に見えるんだ。
普賢岳は島原半島のほぼ中心部にあってそれを囲む海が四方に見えるという事。
いままで登った山々でこんなに近くに海がみえたことはほとんど無い。
いや全くかな。
こんな風に見えるのは九州ではあと開聞岳くらいかな?
(きっと)この半島は今登っている普賢岳が作り上げたんだと考えると火山の偉大さが身にしみる。
自然ってすごい。そして怖い。
妙見神社でおみくじ引いて、妙見岳へ。
普賢岳を望み、一番高い平成新山を普賢岳といままで思い込んでいた事に気づく。
ちゃんと考えるとあんなごつごつして山頂から煙が立ってる様な所、行ける訳が無い。
少し下り、若干岩登り感覚の登山道の国見岳に到着。
山頂の地面の岩に掘って書いた落書きが。
「チエ子 34.1.4」
きっと昭和34年1月4日にチエ子さんが登って掘ったんだろう。
なんと言うか、せこい。
ベストオブ若気の至り。
明らかにあなたが生きた後がここ国見岳に残っています。
なぜか悔しさを感じました。
その後、また下っていよいよ普賢岳。
秩父宮殿下?が登った記念碑が頂上の下あった。
高千穂峰に行った時もこの記念碑があったのできっとこの方は登山が大好きだったに違いない。
今の皇太子様も登山が趣味なんだってね。
普賢岳の山頂は目の前に平成新山がドカーンとそびえ立つ。
平成新山は1990年の普賢岳噴火の際にできた山で今もなお立ち入り禁止。
溶岩ドームを形成した後であろうかテッペンには角のような石の山が。
当時の悲惨さを物語っている。
帰りはまた別の道で下る。
小鳥のさえずりが絶え間なく聞こえてきて、口笛で何度も真似をしながら下山した。
きっと小鳥からしてみたらうるさかったに違いない。
そしてここまできたのなら、行かない訳が無い「島原城」!
隠れキリシタンが所有していたマリア菩薩など、西洋と中国、日本の文化が奇妙に融合した物が沢山あって非常に興味深い。
城の入り口では写真撮影用の甲冑も着る事が出来たし、僕が密かに集めてる「お城メダル」も熊本城の限定物を含め通算六個目をゲットする事が出来たし、感無量の一日でした。
相変わらず、僕のデジカメは入院中なので僕の撮った写真はありません。
下調べが「珍しく」甘くて、あともう一歩で登山口という所でまさかの待ちぼうけ。
というのも、登山口に行くには仁田峠有料道路の途中のロープウェー乗り場の駐車場まで行かないといけないのだけれども、なんとその有料道路が8時からしか開かない事が判明。
いつも通り高速のETC割引を使うために4時前に出たのは良いのだが、6時に着いちゃって2時間の暇つぶし。
さすがに有料道路に開通時間があるなんて、考えもつきませんでした。
8時少し前に開いたみたいで仁田峠に到着。
荷造りを終え、登山開始。
仁田峠からロープウェーの横の登山道を登り始めるが、明らかにいつもと登山道の景観が違う。
はじめは違和感だけが、頭をよぎるだけだったのだが徐々に登るとわかった。
海がある。
何のことか分かんないでしょ?
登山道から下界をみると海が囲むように結構近い場所に見えるんだ。
普賢岳は島原半島のほぼ中心部にあってそれを囲む海が四方に見えるという事。
いままで登った山々でこんなに近くに海がみえたことはほとんど無い。
いや全くかな。
こんな風に見えるのは九州ではあと開聞岳くらいかな?
(きっと)この半島は今登っている普賢岳が作り上げたんだと考えると火山の偉大さが身にしみる。
自然ってすごい。そして怖い。
妙見神社でおみくじ引いて、妙見岳へ。
普賢岳を望み、一番高い平成新山を普賢岳といままで思い込んでいた事に気づく。
ちゃんと考えるとあんなごつごつして山頂から煙が立ってる様な所、行ける訳が無い。
少し下り、若干岩登り感覚の登山道の国見岳に到着。
山頂の地面の岩に掘って書いた落書きが。
「チエ子 34.1.4」
きっと昭和34年1月4日にチエ子さんが登って掘ったんだろう。
なんと言うか、せこい。
ベストオブ若気の至り。
明らかにあなたが生きた後がここ国見岳に残っています。
なぜか悔しさを感じました。
その後、また下っていよいよ普賢岳。
秩父宮殿下?が登った記念碑が頂上の下あった。
高千穂峰に行った時もこの記念碑があったのできっとこの方は登山が大好きだったに違いない。
今の皇太子様も登山が趣味なんだってね。
普賢岳の山頂は目の前に平成新山がドカーンとそびえ立つ。
平成新山は1990年の普賢岳噴火の際にできた山で今もなお立ち入り禁止。
溶岩ドームを形成した後であろうかテッペンには角のような石の山が。
当時の悲惨さを物語っている。
帰りはまた別の道で下る。
小鳥のさえずりが絶え間なく聞こえてきて、口笛で何度も真似をしながら下山した。
きっと小鳥からしてみたらうるさかったに違いない。
そしてここまできたのなら、行かない訳が無い「島原城」!
隠れキリシタンが所有していたマリア菩薩など、西洋と中国、日本の文化が奇妙に融合した物が沢山あって非常に興味深い。
城の入り口では写真撮影用の甲冑も着る事が出来たし、僕が密かに集めてる「お城メダル」も熊本城の限定物を含め通算六個目をゲットする事が出来たし、感無量の一日でした。
相変わらず、僕のデジカメは入院中なので僕の撮った写真はありません。
登録:
投稿 (Atom)