2008年5月6日火曜日

【普賢岳】雲仙普賢岳

長崎県の諫早から東の方に進むと見えてくる火山、雲仙普賢岳に行ってきたよ。

下調べが「珍しく」甘くて、あともう一歩で登山口という所でまさかの待ちぼうけ。
というのも、登山口に行くには仁田峠有料道路の途中のロープウェー乗り場の駐車場まで行かないといけないのだけれども、なんとその有料道路が8時からしか開かない事が判明。
いつも通り高速のETC割引を使うために4時前に出たのは良いのだが、6時に着いちゃって2時間の暇つぶし。
さすがに有料道路に開通時間があるなんて、考えもつきませんでした。

8時少し前に開いたみたいで仁田峠に到着。
荷造りを終え、登山開始。

仁田峠からロープウェーの横の登山道を登り始めるが、明らかにいつもと登山道の景観が違う。
はじめは違和感だけが、頭をよぎるだけだったのだが徐々に登るとわかった。

海がある。

何のことか分かんないでしょ?
登山道から下界をみると海が囲むように結構近い場所に見えるんだ。
普賢岳は島原半島のほぼ中心部にあってそれを囲む海が四方に見えるという事。
いままで登った山々でこんなに近くに海がみえたことはほとんど無い。
いや全くかな。
こんな風に見えるのは九州ではあと開聞岳くらいかな?
(きっと)この半島は今登っている普賢岳が作り上げたんだと考えると火山の偉大さが身にしみる。
自然ってすごい。そして怖い。


妙見神社でおみくじ引いて、妙見岳へ。
普賢岳を望み、一番高い平成新山を普賢岳といままで思い込んでいた事に気づく。
ちゃんと考えるとあんなごつごつして山頂から煙が立ってる様な所、行ける訳が無い。


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少し下り、若干岩登り感覚の登山道の国見岳に到着。
山頂の地面の岩に掘って書いた落書きが。

「チエ子 34.1.4」

きっと昭和34年1月4日にチエ子さんが登って掘ったんだろう。
なんと言うか、せこい。
ベストオブ若気の至り。
明らかにあなたが生きた後がここ国見岳に残っています。
なぜか悔しさを感じました。


その後、また下っていよいよ普賢岳。
秩父宮殿下?が登った記念碑が頂上の下あった。
高千穂峰に行った時もこの記念碑があったのできっとこの方は登山が大好きだったに違いない。
今の皇太子様も登山が趣味なんだってね。

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普賢岳の山頂は目の前に平成新山がドカーンとそびえ立つ。
平成新山は1990年の普賢岳噴火の際にできた山で今もなお立ち入り禁止。
溶岩ドームを形成した後であろうかテッペンには角のような石の山が。
当時の悲惨さを物語っている。


帰りはまた別の道で下る。
小鳥のさえずりが絶え間なく聞こえてきて、口笛で何度も真似をしながら下山した。
きっと小鳥からしてみたらうるさかったに違いない。


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そしてここまできたのなら、行かない訳が無い「島原城」!
隠れキリシタンが所有していたマリア菩薩など、西洋と中国、日本の文化が奇妙に融合した物が沢山あって非常に興味深い。
城の入り口では写真撮影用の甲冑も着る事が出来たし、僕が密かに集めてる「お城メダル」も熊本城の限定物を含め通算六個目をゲットする事が出来たし、感無量の一日でした。

相変わらず、僕のデジカメは入院中なので僕の撮った写真はありません。

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