2009年5月10日日曜日

【脊振山】白雲かかる脊振山

し~らくもかかる~せ~ふりやま~
と、母校の校歌にも登場する脊振山に単独登山を決行した、


佐賀と福岡の県境に位置するこの脊振山は見晴らしもいいので航空自衛隊の重要基地があって、門のところで自衛官がくっちゃべりながら日陰でなんかしていた。。。
ここはでも霧の名所だからそんな日はこの人たち何してんだろう・・・

脊振山自体は40分くらいで登れたのであっという間だったけど、真夏日だったので正直出直したかったです。山頂には脊振神社と自衛隊のレーダーと無線マニアなおやじたちがいました。


意外と標高も1055mmあるし、山頂の手前までは車でも来れるので、近場で展望を拝みたい方にはいいスポットかも!
脊振山から椎原峠までは4Km程あり、平坦な尾根道が続いていたので、気が向いたら走りたくなる気持のいい感じでした、最近の山人気はすさまじく、途中女子のサークルみたいなのと遭遇して辺り一面にケミカルな香りが立ち込めるところもありました。九州自然歩道はサイコーだ!



母校の谷っ子たち諸君、一度は行くべきだろ!

2009年5月6日水曜日

【九重連山】お山!

 僕らの隊長TYNEが今現在山小屋業を務めている久住に、先輩と先輩ご夫婦とその子供たちと一緒に登山に行ってきましたよ!

2歳と3歳の子供の山デビュー戦!いけるところまで行こうと決めてのぼったんだけど、二人ともそれ以上に頑張っておじちゃん感動しました。。。
なにを思いながら登っていたのか教えてほしいです。
久住別れの手前までいけたんだからすごいよね~

この日は肌寒くて天気も怪しい感じでしたが法華院山荘に200人も泊まるほどたくさんの登山客がいたらしいです、
来年はももちゃんなのちゃんと登頂できたらいいな~





あっ、体長ごめん!法華院まで行けんかった・・・

2009年4月5日日曜日

【弥山】松大汽船でシカに会いに行こう!

今私、広島に住んでいます。
仕事の関係で三週間の間だけこっちにいます。
もちろんこの好期を逃すまいと山装備も全部こっちにあります。

昨日は雨が降っていたので下見に終わった宮島ですが、広島に桜満開宣言がでた今日また行ってきました。しかも快晴!



さすが日本三景で島そのものが世界文化遺産って言うだけあって見どころがとても多く、神秘的な感覚を味わえました。その分外国観光客の数も半端じゃなかった、、、
宮島に鹿がいることは昔から植え付けられたイメージあったのだが、本当に目の前にいるそのつどテンションが上がってしまう、後からカメラを見返すと鹿の写真が非常に多い、、、


厳島神社や大鳥居、表参道といった主要な観光名所には昨日行ったので、宮島桟橋に到着して大聖院を経て弥山(標高535m)の登山道に向かった。
登山道には紅葉谷コース、大聖院コース、大元コースがあったので、名所の多い大聖院コースで登って、大元コースで下山して最後に宮島水族館でスナメリにあって帰ることにしました。


一人だけおっしゃれいな首飾りをしていました。

大聖院コースは大聖院をはじめ白糸の滝やくぐり岩など楽しませてくれるポイントがいっぱいあってよかったのだが、日本を代表する観光地というだけあって道はコンクリで山頂までフルコートしてあった。山道というよりは郊外にある運動公園のような道が続いていました。




弥山山頂周辺には数多くのお寺が存在しているので、山頂を経由してぐるりと一周参拝して回りました。
中でも霊火堂には1200年前から途絶えることなく燃え続けている「消えずの火」があり、その上に直径80㎝はあろうかという大きな茶釜がつるしてあって、お茶が沸かしてあった。


そのお茶は万病に効くらしく湯呑みで飲むことが出来たのでいただくことにしました、ただそのお堂の内部は煙がぬけることなく充填してあり、半端じゃなく煙たかった。
どうもお堂の中に湯呑みはあるようだが、人ごみと暗闇に手こずって多分2、3分お堂の中にいたでしょう。
ようやくお尺一杯分のお茶を手に入れた頃には、僕は完全に燻し上がっていました。
そのおかげで体の中も外も完全に浄化されているはずです。。。


下りは御山神社を経て駒ヶ林という弥山山頂のお隣にある丘に上りなおして大元コースでおりました。
こっちはノンコンクリの自然な山道でしたが見どころが少なく、やはり普通に大聖院コースで登ったほうが面白いと思いました。

さぁ!!いよいよスナメリとご対面!
のはずでしたが・・・なんと改装中・・・
水族館の人気者たちがリニューアルに向けてテンション高めのコメントと共に描いてあるだけ、
心弾ませて下山していたのに・・・また来るね!!



牡蠣も紅葉饅頭もあなご飯も堪能でき、万病にも負けない体を手に入れることができ大満足な一人登山でした。

2009年3月22日日曜日

【九重連山】YY登山 is ノンストレス

やってきました!
『第一回 わいわい登山 in 久住』
隊長と今年は俺たちも山でわいわいしたいよねって話して数か月、
メンバーもそろって念願のわいわい登山をしてきました~

早朝から車2台でメンバーを迎えに行って、AM6:00に基山PAに集合という完璧なスケジュールだったのに mountainhighのメンバーである橋本君のまさかの大遅刻というかたちで幕を開けてしまった、、、

橋本君を乗せた車とAM7:00に合流 空一面に広がる雨雲のもと久住に向けて出発!
あれこれ買い出しをしてAM10:00に牧ノ戸登山口に到着、
そこには辺り一帯に漂うミスト・・・コンディションは最悪、

この悪天候、せっかく集まってくれたみんなに申し訳ない気持ち一杯で入山した。
隊長の午後から必ず晴れるという言葉をただ信じるしかない。
今日のルートは、
牧ノ戸 → 中岳 → 天狗ケ城 → 久住山 → 北千里ヶ浜 → 法華院温泉山荘といった感じ、
ひたすらミストの中を突き進み久住分かれへ、避難小屋に着いたのはPM12:00
お昼ごはんを食べて九州本土最高峰の中岳へ、この位から次第に雲の切れ間が目立つようになってきた。




中岳を経て天狗ケ城側から久住山に向かう頃には空はさっきまでがうそのように快晴!
あの男の言葉は信じれる、、、


最高のコンディションで久住を縦走するのはお初だったので、テンションがギンギンに上がりまくった、久住のきれいな山々の姿を初めて見ることができた。


僕の大好きな北千里ヶ浜もず----っと先まで見えます!
今度はここを走りたい、


そして法華院温泉に到着、温泉地の温泉より、経て、経て辿り着いた温泉って格段に違いますよね!期待していた夜ご飯もよかったのだが、僕的にはボーイスカウトの子たちが食べていたハンバーグと僕のしゃけの切り身の半身を交換してほしかった、、、

夜はペナルティーで橋本君が頑張って担いで持ってきたビールと、初めて山に持ち込んだUNOでユナイトを過ごしました。

そして
翌日は朝からこれまたいい天気、


2日目は坊がつる → 大船山 → 雨ヶ池 → 長者原 で下山。
大船山には積雪期にしか行ったことがなかったので初めて登る山のようでした。
今年1月に着工した前田ケルンを経て大船山頂へ、


大船山を下りるとカラリとした坊がつるで法華院弁当を食べてお昼寝!
野焼きが行われる前でよかった~


PM13:00に起床してまったりモードで帰路をたどっていると、遠くの方から
ウーーゥー! ウーーゥー!と消防車が2台前から接近してきた、
山道をかなりの勢いでそのまま法華院の方へ行っちゃった、、
消防車のポテンシャルはすごい!

プタプタプタプタ ヘリコプターも来た、


???


三俣山頂がもくもく燃えている、、、
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090322-00000004-mai-soci
いやいや消防車は届かねぇーだろ、、

結局どうなったんでしょう?


下山は最後まで膝を痛めながらもよく頑張りました!
結果このわいわい登山、下山途中で橋本君の発した「ノンストレスやん」という言葉で成功を確信した。
隊長、やりましたね!

2009年2月22日日曜日

【宝満山】飲みに行くなら 歩いていきましょう

隊長が九州の業界のすごい人から話を聞いてきたらしい、、、
僕が御newのランタンを買ったらしい、、、

飲み行こっかー 

ってことで久しぶりに僕たちのホームマウンテンであり、心の山でもある宝満山に
飲みに行ってきました!

午後7時半、MountainHigh始まって以来初となる隊長カーに乗り込み、
西鉄ストアで食料とビール500ml×3本を調達して
正面玄関である竈戸神社に到着、 
真っ暗な中に 趣を添えてくれてます

     

やたらと重たいザックを担いで山中へ、
いくら人気がある山でも夜は誰もいないし、寒いし、不気味、
おじさんが一人下りてきたくらいかな

暗いけどやっぱり宝満山は山道がきれいで登りやすい、
山頂まではわかりやすい一本道で・・・・
と余裕をぶっこいていると道を一回間違えた。

途中背中のビールサーバーがとても重たくて、
腕が加圧トレーニングをしているような感じでだるかったけど無事登頂!
そこにはいつもと変わらない神社とすっごい夜景が広がっていました。
そんな山頂で休憩していると、
あれっ、
隊長が何かを発見。
なんと以前そこにあった宝満山の風格あるプレートがなくなって、
代わりにいかにも学生サークル乗りなきまりまくった宝満山のネームプレートが掲げてありました、、、
おいおいおい、、、
最近のブームで人が増えるのはうれしいけど、
勝手にオリジナルにされちゃー参ります、、、
マリノア、福岡タワー、シーホークまで見えてますよ~


そんなこんなで今日の宿泊先の宝満山キャンプセンターへ移動、
御newのランタンが活躍する中飲みまくろうとしましたが、
疲労により一杯でダウンでした。
下山してジョイフルで飲もう!
おやすみ!
快適な山小屋!一泊500円。


朝!


2009年2月15日日曜日

1合目

初めまして、

九州本土の山々が大好きな「Mountain High」です。

あそこに見える山のことをみなさんにお届けするために
ブログを作りました。

これを見て山に行きたくなっていただけたら本望です。

山のよさは行ってみないとわからないですよね。



通りもんも食べんとわからんですもんね!



隊長と3人の仲間でこれから発信しますので、
足あとを残して行ってくださいませ!

2009年2月12日木曜日

【開聞岳】隊長体調不調

 以前から飲みの席や、ブログなどでの山の話に興味を持ってくれている佐野氏を連れて、九州本土最南端の薩摩富士こと「開聞岳」へ!リーダーの僕は最近引きこもりがちで、毎回事前に登る山の情報を出来るだけ調べるのだが今回は地図を見ただけで「なんじゃこりゃ!」と投げ捨てるほどやる気が無い。綺麗な円錐状の山に登山道がグルグル巻いてあるだけの地図は見るに至らなかった。

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 隊長のやる気の無さは当日も顕著に現れ、山用のズボンを忘れると言う徹底ぶり。自分でもあきれる。前田氏の車に積んであったパタゴニアのパンツを借り、難を逃れる。開門岳の麓にはキャンプ場や売店、草スキー場などがある大きな公園があり、そこに車を泊めて出発。

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 今回の登山、完全になめ腐っていた僕はビデオをまわす前田氏にくだらない事をぶつぶつ言いながら、季節外れの桜を横目に登山口にせかせかと歩を進める。登山口から森の中へ入り緩やかな傾斜を少しずつ登って行く。なんかいつもと様子がおかしい。最近引きこもり過ぎ、山なめすぎ、前日の睡眠時間ほとんど無し、こんな腐れ髭坊主、序盤で息が切れる。「写真を撮るから後ろの方が良い」と後ろを歩くことをつげるがきつすぎて前の二人のペースにあわせる事が出来なかったのが本音。久しぶりに思った、「山から早くおりたい」と。

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 だんだん気分も優れてきたが休憩をとると相変わらずのくたびれよう。タバコを一本吸い終わる二人の後にタバコに火をつける僕は何度も反感をくらい冷たい目線を感じる。3人パーティだが、明らかに2:1の関係。よかった、冬山じゃなくて。

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 山頂に着くと鳥居つきの祠や、皇太子様が登った碑などがあり、登山客も10人近く居て賑わっていた。展望は若干のもやがありスッキリとしないが景色は見渡す事が出来た。前田氏のジェットボイルで湯を沸かし、シーフードヌードルを食べる。佐野君は全く疲れを感じさせない表情で、クタクタの自分がとても恥ずかしくなる。
 
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 家族連れの登山客に記念写真を撮ってもらい下山開始。下山中には登山口で見かけた小学生の団体と出くわし大渋滞。渋滞を抜けると力が有り余ってる「MR.下山家」こと前田氏がここぞとばかりに走り出す。すると佐野氏も真似して走り出す。全く追いつける力も無いのだが、僕も必死に彼らの後ろを追いかける。途中あまりの早さに驚いた地元登山者が、後ろ走る僕に「自衛隊さんですか?」と声をかけてくるほど二人のペースは尋常じゃなかった。

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 あっという間に下山し、せっかくここまで来たのだから温泉へ行こうと指宿に向かう。しかし、温泉通でもない僕ら。ナビに指宿温泉と書いてある所に向かうとそこは「指宿いわさきホテル」。ちょうど名古屋グランパスがキャンプ地として利用しているみたいでホテルの入り口には大きな大弾幕が掲げてあった。ホテルの方に入浴時間までロビー待つように言われソファに座る。変にシャレ散らかした田舎の雰囲気が何故か癪に障りすぐに退出し、移動。

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 しばらくiPhoneで探し、やっとみつけた僕らにピッタリの温泉!
「市営元湯温泉」
 ほんと、公衆浴場と言うか公衆温泉で駐車場も二台分しか無い、地元に住んでる人達の為の温泉。浴槽の湯も、利用する人が栓を開けたり、閉めたりするほど。湯の色は無色透明で、気のせいか若干潮の香りがする。僕らの前から浴槽に浸かっている地元の人がすでに湯加減を調整してくれてとても気持ち良かった。料金も200円と格安で開聞岳山行の汗を流すにはちょうど良い温泉。温泉嫌いの僕もめずらしく太鼓判をおす。オススメ。

2009年1月3日土曜日

【大船山】前田ケルン!

 山漫画「岳」を読んで、すっかり頭の中が山だらけになった友人と一緒に九重の大船山へ。この「岳」と言う漫画は山で起こりうる恐怖を毎回これでもか!というほど読者にぶちまけて起きながら、読んだ後、何だか無性に山に行きたくなる不思議な漫画だ。僕ももちろんその一人。山に行きたいというモチベーションが異様に上がり、あげくの果てには漫画の舞台、北アルプスに戻りたくなっちゃう。

 天気予報では正月の寒波から初めての晴れ日。しかもその寒波で降り積もった雪が青空の下で楽しめるとなると、それはもう九重に行くしか無い。しかし、高速に乗って、鳥栖ジャンクションを越えたあたりでまさかの曇り空。その後、小雨も降り始めてなんだかテンションも下がり気味に。長者原あたりの天候が非常に気になるところ。雲行きは相変わらずだが、大分I.Cを越えると車道にちらほら雪も見え始め、テンションがあがるあがる!凍結してないか、一旦車を寄せ路面を確認するもスタッドレスでもない車が軽快に真横を横切る…

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 登山口「長者原」に到着。まだ陽も出てなく薄暗い中、駐車場は僕らと同じように雪山を楽しみに待った登山者達で一杯。気になる天候は薄い雲に覆われていまいちぱっとしないが、準備を整え出発する。木道の上に積もった雪を踏み、足跡を付ける感覚が非常に楽しい。樹林帯の中に入ると、積もった雪の上に木々から落ちた樹氷が積もり、厚みを増している。踏みしめた足跡と地図を頼りに歩を進めると、威勢の良い下山中の年配登山者の団体と挨拶を交わす。昨日はテントの中で大宴会だったようでザックに下げた空缶の量が盛り上がり具合を妙に表していた。傾斜が緩やかになり、樹氷のトンネルを抜けると少し開けて「雨ヶ池」に。雨ヶ池に着くと坊がつるや大船山までが一望できる。なかなかの展望!そして雪景色!

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 とりあえず、去年泊まった「法華院温泉山荘」で休憩。ビールの自販機にすっげぇ~目を奪われるがコーラで我慢。北アルプスに行ってからというものの山小屋手ぬぐい収集にハマってるので手拭いを購入。以前までは山バッチを集めてたんだけど、無駄にたまるし、ザックや帽子につけるのなんだかカッコ悪いので実用性の高い手拭い切り替えた。これで6つ目。お城メダル並みに頑張りたいところ。

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 休憩を終えて、坊がつるキャンプ場(大船山登山口)に到着。前日からの登山者のテントがぽつぽつと。去年、せっかくテントを買ったのにシュラフが3シーズン用のためなかなかテント泊に踏み出せていない自分が情けなく感じた。キャンプ場でトイレをすまし、出発。大船山は九重連山の中でも坊かつるからの標高差があるためちょっときつい。しかし、その分頂上からは九重連山が一望でき、6月にはミヤマキリシマ、冬には樹氷のトンネルなど非常に見所の多い大好きな山だ。(宝満山が一番だけどね。)山頂に向かうにつれて雪の厚みが増して、歩くたびに音を立てる。

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 平治岳から大船山に連なる尾根道に出ると、前田くんが荷物を置き、ここぞとばかりに颯爽と準備を始める。
「前田ケルン」
ケルンとはほど遠い石積みだが、前田君のしたり顔から満面の笑みに変わる表情に何も言えず。
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樹氷のトンネルを抜け、そこから20分ほどで大船山の山頂へ。

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 早速、湯を湧かして暖をとる。天気は全く変わらず太陽の光が後少しで入ってきそうなのに薄い雲のせいで青空をみる事が出来なかった。時間もあるし、長時間ねばってみたが全くダメ。あきらめて坊がつるで昼食をとることに。

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 坊がつるまで降りてくるとガスってたのは大船の山頂付近だけだったみたいで青空も見えはじめる。山頂に雲がぶつかってなかなか雲が通り過ぎず、降りて来て正解だった。テン場で昼食を取ろう考えていたが座る所も無いし、避難小屋は薄暗いし、結局コチコチの水道から水を汲んで、もう少しの先のベンチがある所まで歩く。

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 先日、モンベルで買ってみたマカロニを食べてみる。見た目も悪いし、味もいまいち。量もイマイチだったのでアルファ米を足してぐちゃぐちゃにして食べる。せっかく良い道具持ってるのに料理を知らないのが恥ずかしい。最近は麺類をメインに、残った汁でアルファ米を炊くというのが腹もたまるし、汁も有効活用できて気に入っている。

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 帰りは三俣山にかかりそうな暮れる太陽の光を横目に下山。なんだか前を歩く前田氏がいつになくかっこよかった。小さなケルンを積み上げただけなのに何か大きな事を一つやり遂げた男の後ろ姿。

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この後、Uターンラッシュで数十キロの渋滞に巻き込まれることなど、彼はまだ知らない。